世界禁煙デー
第29回世界禁煙デー･宮城フォーラム 開催報告
「第29回禁煙推進・宮城フォーラム」開催のご報告
特定非営利活動法人禁煙みやぎ
理事長 山本蒔子
「第29回禁煙推進・宮城フォーラム」を10月29日（日）無事に開催出来ましたことをご報告申し上げます。当日は70名の参加があり、盛会に開催することが出来ました。プログラム冊子も掲載しましたので、ご覧頂きますようご案内申し上げます。
テーマは「外でも受動喫煙をなくそう！」としました。改正健康増進法が施行されてから、屋内の禁煙は進んできているように思われますが、喫煙者は屋外で吸っている様子が見られます。また、喫煙所から必ずタバコ煙が漏れますので、対策にはなりません。屋外でも受動喫煙は起こることを啓発したいと考えて、テーマとしました。
基調講演Iは東北医科薬科大学医学部の目時弘仁先生から、「喫煙・受動喫煙の影響：出生コホート調査からの紹介」と題する講演を頂きました。妊婦の喫煙により、低体重児の出産や出生児に喘息が起こることは知られていますが、母親の喫煙により、1歳時や3歳時でもすでに血圧に影響が出て、将来の心血管系の障害リスクが増すと驚くべき報告でした。
基調講演Ⅱでは、自治体の受動喫煙防止条例の中でも優れた条例とされている「秋田県受動喫煙防止条例の成立の背景」を秋田・たばこ問題を考える会 代表の鈴木裕之先生にご講演頂きました。知事が主導したこと、条例原案の作成委員会において、秋田県医師会タバコ対策理事が良い方向性を作ったこと、および宮城県医師会、秋田・タバコ問題を考える会と協会けんぽが協力したことなどをお話しされました。
総合討論では、仙台市において問題になっている、公園における受動喫煙をなくするために、仙台市に受動喫煙防止条例の制定を働き掛けることなどが話し合われました。皆様のご協力により、有意義なフォーラムを開催出来ましたことに、心から感謝申し上げます。
第29回禁煙推進・宮城フォーラム
・日時： 2023年1 0月29日(日)
・場所：藤崎一番町館3階イベントスペース
・主催：特定非営利活動法人禁煙みやぎ
テーマ ： 「外でも受動喫煙をなくそう！」
＜プログラム＞
総合司会
富永 敦子 禁煙みやぎ理事
開会挨拶
山本 蒔子 NPO法人禁煙みやぎ理事長
開会挨拶動画（YouTube）
基調講演Ⅰ
「喫煙・受動喫煙の影響：出生コホート調査の結果からの紹介」
講 師：目時 弘仁 氏
東北医科薬科大学医学部 衛生学・公衆衛生学教室 教授
座 長：安藤 由紀子
宮城県医師会常任理事 金上病院 禁煙みやぎ副理事長
基調講演Ⅱ
「秋田県受動喫煙防止条例成立の背景」
講 師：鈴木 裕之 氏
秋田・たばこ問題を考える会代表
秋田県医師会タバコ対策委員会委員長
すずきクリニック院長
座 長：山本 蒔子 禁煙みやぎ副理事長
総合討論
目時 弘仁氏 鈴木 裕之氏 安藤 由紀子 山本 蒔子
座 長：斎藤 泰紀 宮城県結核予防会 禁煙みやぎ副理事長
閉会挨拶
安達 哲也 東北医科薬科大学呼吸器内科 禁煙みやぎ理事
閉会挨拶動画（YouTube）
「第29回禁煙推進・宮城フォーラム」写真
2023年10月29日（日）開催
藤崎一番町館3Fイベントスペース
会場風景 参加者70名
開会挨拶 山本蒔子氏 ＮＰＯ法人禁煙みやぎ理事長
会場ご提供の株式会社藤崎様のご挨拶
阿部 和彦 氏 株式会社藤崎・取締役本店長
総合司会 富永 敦子 禁煙みやぎ理事
基調講演Ⅰ 座長 安藤 由紀子
宮城県医師会常任理事 金上病院 禁煙みやぎ副理事長
基調講演Ⅰ
「喫煙・受働喫煙の影響：出生コホート調査の結果からの紹介」
講師 目時 弘仁
東北医科薬科大学医学部 衛生学・公衆衛生学教室 教授
基調講演Ⅱ 座長 山本 蒔子 禁煙みやぎ理事長
基調講演Ⅱ 「秋田県受働喫煙防止条例成立の背景」
講師 鈴木 裕之 秋田・たばこ問題を考える会代表
秋田県医師会タバコ対策委員会委員長 鈴木クリニック院長
総合討論 座長 齋藤 泰紀
宮城県結核予防会 禁煙みやぎ副理事長
総合討論
左から 目時弘仁氏 鈴木裕之氏 安藤由紀子 山本蒔子 齋藤泰紀
閉会挨拶
安達 哲也 東北医科薬科大学呼吸器内科 禁煙みやぎ理事
会場パネル展示
イエローグリーンキャンペーン写真（宮城）と公園の禁煙／八戸
